2025年12月5日金曜日

第168回公募展 / じんわり秋の物語 vol.2

第168回公募展 / じんわり秋の物語 vol.2

終了しました

会期:2025年 11月22日(土)~ 11月30日(日)

第168回公募展「じんわり秋の物語 vol.2」。
色づく街路樹、夕暮れ前の匂い、食卓に灯る小さなあかり――
季節がゆっくりと次のページへめくれていく、その「間(ま)」に宿る気配を、写真や絵画など多彩な表現でたどりました。

誰かの記憶の断片のような風景、
日々の暮らしからすくい上げられた一場面、
ことばになりきらない感情のゆれ。

それぞれの作家が描く「秋の物語」が、静かに、じんわりと会場を満たしました。

360°パノラマアーカイブ

会期中の会場を記録した 360° 天球写真 は、引き続き下記よりご覧いただけます。
展示空間の空気感や壁面構成、作品同士の距離感の再確認などにご活用ください。
来場できなかった方も、あの日の気配をなぞるようにお楽しみいただけます。

スライドショー(作品写真+作家名・タイトル)

展示構成の流れを、「作品写真」と「作家名・タイトル」のみでまとめたシンプルなスライドショーとして公開しています。
来場できなかった方も、再訪の感覚で振り返りたい方も、ぜひご覧ください。

参加作家(第168回公募展 / じんわり秋の物語 vol.2)

  • 石川 卓(写真)
  • 今泉哲也(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 志賀 裕(写真)
  • 島岡祐輔(写真)
  • 鈴木公久(写真)
  • 弖蔚伽〈Teika〉(写真)
  • 中村まり(写真)
  • 花輪栄一(写真)
  • 山本正雄(写真)
  • 夢希実(絵画)
  • Akiyoshi Itou(写真)

(敬称略・五十音順)

おわりに

ご来場・ご参加、そしてオンラインで追体験いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

風が冷たくなっていく道すがら、
ふと目にとまる光や影、
帰り道にだけ現れる景色。

そんな「秋のささやき」が、暮らしのどこかでそっと息づき、
次の季節へ向かう足取りを、少しだけやわらかくしてくれますように。

今後も、季節と記憶、日常の身振りや沈黙をめぐる連作として、
ゆっくりと深まりを重ねてまいります。

2025年11月22日土曜日

コアサーバー契約からサイト移転・メール設定まで

コアサーバーへの移転と、独自ドメインのメール運用を“迷わず”進めるための要点をまとめました。
動画はテロップ解説だけでサクッと理解できます。
下の2本を順に見れば、契約→サイト公開→メール送信まで完了します。

  • 目的:コアサーバー契約から、VS CodeのSFTP設定、HTML転送・公開まで
  • 主な流れ:契約→接続情報の確認→SFTP設定→/public_html へアップロード→表示確認

📹 動画1(サイト移転)

  • 目的:ドメインメールの作成、転送、DNS認証、Gmail送信設定
  • 主な流れ:メールボックス作成→転送設定→DNS設定→Gmail

✉️ 動画2(メール設定)

手順の要点

  • コアサーバー契約:プラン選択→コントロールパネルで接続情報(SFTP/SMTP/IMAP)を確認
  • SFTP設定(VS Code):ホスト・ユーザー・ポート・鍵/パスワードを登録→アップロード先は/public_html
  • 公開確認:トップページ表示、403/404時はファイル位置・権限・.htaccess を確認
  • メールボックス:独自ドメインでアドレス作成→転送先設定
  • DNS認証設定
  • Gmail送信:設定>アカウント>他のメールアドレスを追加→SMTP情報入力

2025年11月20日木曜日

RCSサービスの新時代

RCSサービスの新時代:auが提供するメッセージングの進化

はじめに

私が利用しているpovo2.0にRCSサービスが追加されるというニュースが流れたので、RCSについての記事を書いてみました。

スマートフォンの普及に伴い、メッセージングサービスも進化を続けています。2025年12月16日以降、povo2.0およびau回線を利用するMVNOのお客様が順次利用可能になるこのサービスは、従来のSMSより多機能なメッセージング体験を提供するサービスです。

RCSとは?

RCS(Rich Communication Services)は、スマートフォンの電話番号を使った新しいメッセージングサービスです。ユーザーはOSを気にせず、世界中の人々と気軽にコミュニケーションを取ることが可能です。RCSは、迷惑メッセージ対策の機能も備えており、安心して利用できる点が魅力です。

RCSの特徴

RCSの最大の特徴は、その多機能性です。以下に主な機能を紹介します:

  • 豊富なメッセージ形式:最大全角3,192文字のメッセージを送信でき、写真や動画、スタンプの送信も可能です。また、注目点をして音声を録音して送信することもできるため、留守番電話のように使うこともできます。相手が留守番電話サービスに入っていなくても留守番電話のように使えます。
  • マルチデバイス対応:RCSはPCやタブレットでも利用可能で、様々なデバイスでメッセージのやり取りができます。
  • グループメッセージ:複数の人と同時にメッセージをやり取りできるため、グループでのコミュニケーションが円滑になります。

利用条件と料金

RCSの利用にはいくつかの条件があります。povo2.0やau回線を利用するMVNOのお客様は、2025年12月以降にサービスを利用できるようになります。また、SMSが利用できない契約の場合、RCSは利用できません。

料金については、国内送信料は無料ですが、Wi-Fiがない場合やデータ定額プランに未加入の場合は別途データ通信料が発生します。この点は事前に確認しておくことが重要です。

RCSとSMSの違い

RCSはSMS(ショートメッセージサービス)に比べて多くの利点があります。例えば、RCSでは既読・未読の確認が可能で、メッセージの送信者は相手がメッセージを読んだかどうかを把握できます。また、RCSは音声メッセージの送信や位置情報の共有も可能で、よりリッチなコミュニケーションを実現します。

RCSの欠点

ただし、RCSにはいくつかの欠点も存在します。主な欠点は以下の通りです:

  • 互換性の問題:RCSはすべてのキャリアやデバイスでサポートされているわけではありません。そのため、RCS未対応のユーザーとのやり取りではSMSに切り替えられ、追加の料金が発生する可能性があります。
  • データ通信が必要:RCSはデータ通信を使用するため、Wi-Fiがない環境やデータ定額プランに未加入の場合、追加の通信料が発生します。
  • サービス提供の遅延:RCSの導入は徐々に進んでおり、全ユーザーが利用できるまでには時間がかかる可能性があります。

今後のSMSは...

RCSが普及する中で、SMSが完全に廃れる可能性はありますが、当面は共存する形になるでしょう。特に、RCSが未対応のデバイスやキャリアが存在する限り、SMSは依然として重要なメッセージング手段として残ります。しかし、RCSの機能が向上し、より多くのユーザーが利用するようになれば、SMSの利用は徐々に減少していくと考えられます。

まとめ

RCSは、Facebook、LINE、Appleなどが提供しているメッセージと同じような機能を電話番号で利用できるサービスです。特定のサービスのアカウントを持っていない人同士がやり取りできるというのが良い所ですね。今後の展開に注目し、RCSの利用方法や機能を理解することで、より快適なコミュニケーションを楽しむことができます。ぜひ、RCSを試してみてください!

2025年11月13日木曜日

第167回公募展 / ねこ vol.17

終了しました 会期:2025年 11月1日(土)~ 11月9日(日)

第167回公募展「ねこ vol.17」。装いのない仕草、ふとした視線、居場所の記憶—— “ねこ”をめぐる何気ない気配をそっと掬い取り、見過ごしてきた毎日の輪郭をあらためて映し出しました。

360°パノラマアーカイブ

会期中の会場を記録した 360° 天球写真は、引き続き下記よりご覧いただけます。 リアルタイムで感じた距離感や壁面構成、作品配置の再確認にご活用ください。

スライドショー(作品写真+作家名・タイトル)

展示構成の流れを、作品写真と「作家名・タイトル」のみでまとめたシンプルなスライドショーとして公開しています。 来場できなかった方も、再訪の感覚で振り返りたい方も、ぜひご覧ください。

参加作家(第167回公募展 / ねこ vol.17)

  • 飯田 充(写真)
  • 石川 卓(写真)
  • 木元陽一(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 鈴木公久(写真)
  • 中村真理(写真)
  • ねこ絵師・ちぢゅ(絵画)
  • 久野大介(写真)
  • 本田◆猫(写真)
  • まつばらちえり(写真)
  • モリチカコ(写真)
  • 山本正雄(写真)
  • やんにし(写真)
  • 夢希実(絵画)
  • 脇本兎雨子(写真)
  • Akiyoshi Itou(写真)
  • kabosu(デジタルアート)
  • Kuroka(写真)
  • Makiko Mizuno(写真)
  • Mieko Isobe(写真)
  • MJ♡(松江昭子)(写真)
  • yukiko(絵画)

おわりに

ご来場・ご参加、そしてオンラインで追体験いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。 “ねこ”が纏う日常の手触りが、暮らしのどこかで静かに根づき、 次の一歩を軽やかにしてくれますように。 次回も、季節と記憶、身振りと空白をめぐる連作として深化を図ってまいります。

2025年11月8日土曜日

Xの2段階認証でログイン不可→最短復旧ルート(実体験ベースの解説)

Xの2段階認証でログイン不可→最短復旧ルート(実体験ベースの解説)

Xの2段階認証でログイン不可になった時の「最短復旧ルート」

実体験にもとづく手順を7分で解説した動画の紹介です。

「コードが届かない」「認証アプリが使えない」など、X(旧Twitter)の2段階認証で詰まったときに試すステップを、実際の復旧フローで分かりやすくまとめました。まずは動画をご覧ください。

動画のポイント

  • QRコードを闇込めずログイン出来ない状況
  • サポート連絡
  • 2FAを一時オフ→ログイン→安全な再設定
  • バックアップコードの保管と再発防止チェック

保存推奨: いざという時に見返せるよう、ブックマークしておくと安心です。

関連タグ:2段階認証 / 2FA / アカウント復旧 / セキュリティ / X(旧Twitter)

2025年11月4日火曜日

速報: Affinityが大型アップデート(有料から無料版に)—Adobeの強力なライバルに名乗り

速報: Affinityが大型アップデート—Adobeの強力なライバルに名乗り
速報 更新: 本日

Affinityが大型アップデート—非破壊編集と出版ワークフローを強化、Adobeの強力な対抗馬へ

柔軟なスタジオ構成、写真・レイアウトのプロ機能、PDF/X対応まで一気に拡充。クリエイターの「自由」を軸にした戦略で、デザイン現場の標準を狙う。

クリエイティブ市場に新たな緊張感が走りました。Affinityが最新アップデートでワークフローの自由度とプロ品質の制作機能を一段と押し上げ、Adobeの牙城に現実味のあるプレッシャーをかけています。以下、注目ポイントをコンパクトに整理しました。


注目ポイント

  • 創造の自由: ベクター/ピクセル/レイアウトの各スタジオを自在に組み合わせ、カスタム環境をワンクリック切替。
  • 非破壊編集の徹底: レイヤーやRAWを壊さず調整。合成から微調整まで安全かつ高速に反復可能。
  • 出版グレードの機能: スマートマスターページ、オートフロー、スタイルシステム、PDF/Xエクスポート、厳密なカラー管理に対応。
  • 効率と学習コスト低減: 一貫したUIとスタジオ保存により、プロジェクトごとの最適環境を瞬時に再現。

何が変わったのか—アップデートの核心

1) スタジオ統合でワークフローが加速

  • ベクター、ピクセル、レイアウトの各「スタジオ」を標準搭載し、用途別にカスタム構成を保存。
  • 案件に応じたセットアップへワンクリックで切替。制作の「待ち時間」と認知的負荷を削減。
  • 思想は明快—創る人の自由を奪わない。道具が人に合わせる設計哲学。

2) 非破壊編集で「やり直せる安心」

  • 元データを保持したまま調整・効果を適用。レイヤー単位の再編集・削除も容易。
  • RAW現像も非破壊で一貫処理。合成・レタッチ・色補正の反復試行が安全に。
  • 結果として、試行回数が増えても品質を落とさず、意思決定が速い。

3) 出版対応が実務レベルで充実

  • スマートマスターページとオートフローで、長尺ドキュメントの整合性を自動化。
  • スタイルシステムで版面設計を一括管理。改訂対応が一段とスムーズに。
  • PDF/Xエクスポートとカラーコントロールにより、印刷要件を確実に満たす運用が可能。

Adobeと比べてどうか—実務視点の整理

機能の充実度だけでなく、導入・運用のしやすさで存在感が増しています。現場で効くポイントを俯瞰します。

観点 Affinity 最新 Adobe 既存勢
ワークフロー自由度 スタジオのカスタム保存と即時切替で柔軟 アプリ横断で強力だが設定は分散しがち
非破壊編集 レイヤー/RAWともに非破壊を前提 高度に成熟、プラグイン資産は豊富
長尺レイアウト スマートマスター+オートフローで実務的 InDesignの完成度と自動化はトップクラス
印刷適性 PDF/Xとカラー管理で要件クリア 業界標準の運用事例が膨大
学習コスト UI統一で導入が軽い 豊富な機能ゆえの習熟コスト

総じて、Affinityは「必要十分なプロ機能」と「設定の一貫性」で、個人・小規模チームにとって極めて魅力的な代替軸となりつつあります。大規模現場ではAdobeのエコシステム優位が残るものの、案件やチーム構成次第で置き換えの現実味は高まっています。


クリエイターへの実務インパクト

  • スピード: カスタムスタジオで立ち上がりが速く、試行回数を増やしてもリスクが低い。
  • 品質安定: 非破壊編集により、微調整や差し戻しに強いデータ構造を維持。
  • 出版対応: 書籍・パンフの量産運用に耐える自動化と書き出し品質。
  • コスト最適化: 学習・運用負荷を抑えつつ、現場要件を満たす選択肢に。

コメント—「自由」を設計するプロダクト

今回のアップデートは、単なる機能追加ではありません。制作の最小摩擦点を丁寧に取り除き、クリエイターが意思決定と試行に集中できるよう設計されています。市場のエコシステム差は一朝一夕では埋まりませんが、日々の実務に直結する「速さ」「戻せる安心」「出版品質」を揃えた今、Affinityは明確に“選べる”立場に入りました。


要点まとめ

  • スタジオの柔軟性、非破壊編集、出版対応が三本柱。
  • 個人〜小規模チームでの導入メリットが際立つ。
  • Adobeに対する現実的な代替案として、評価が加速する可能性。

この記事は最新アップデートに基づく速報です。実運用の要件に応じて、試用とワークフロー検証を推奨します。

2025年10月24日金曜日

第166回公募展 / 何気ない日常vol.6

終了しました会期:2025年 10月11日(土)~ 10月19日(日)

“何気ない日常” は、装いの不在から立ち上がる所作と気配をそっと掬い取り、見過ごしてきた毎日の輪郭をあらためて映し出した。

360°パノラマアーカイブ

会期中の展示空間を記録した 360° パノラマは以下より引き続き閲覧可能です。リアルタイムで感じた距離感・壁面構成の再確認にご活用ください。

ダイジェスト動画

展示構成の流れを公開しています。来場できなかった方、再訪感覚で振り返りたい方はぜひご覧ください。

参加作家

  • 石川 卓(写真)
  • 今泉哲也(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 志賀 裕(写真)
  • 島岡祐輔(写真)
  • 鈴木 公久(写真)
  • 中村真理(写真)
  • 花輪栄一(写真)
  • 林 敏之(写真)
  • 真壁幸歳(写真)
  • 山本正雄(写真)
  • 夢希実(水彩画)
  • Akiyoshi Itou(写真)
  • Mieko Isobe(写真)
  • 和氣則雄(写真)
  • 関根則夫(写真)

おわりに

ご来場・ご参加くださった皆様、そしてオンラインで追体験いただいた方々に心より感謝申し上げます。装いを介さない“何気ない日常”の視点が、皆様の日々のどこかに静かに根づき、次の一歩を軽やかにすることを願っています。次回も引き続き、季節と記憶、身振りと空白をめぐる連作として深化を図ってまいります。

2025年10月12日日曜日

ぎゃらりーKnulp 2026年カレンダー制作の舞台裏

こんにちは!今回は、ぎゃらりーKnulpの2026年カレンダーをどのように制作しているのか、その舞台裏をYouTube動画とともにご紹介します。レイアウトの調整や入稿データづくりのポイント、ツール選定の理由まで、実際の手順を追いながらまとめました。

動画はこちら

上のプレイヤーが表示されない場合は、YouTubeアプリまたはブラウザで「ぎゃらりーKnulp 2026年カレンダー 制作の舞台裏」を検索してください。

ツール選定:AffinityからIllustratorへ

最近はAffinityに移行していましたが、今回は印刷所がAffinityデータに対応していなかったため、Adobe Illustratorで制作しています。現場では「入稿先が何に対応しているか」が最優先。運用面でのリスクを避け、テンプレートに忠実に作ることを重視しました。

制作フローの概要

  1. テンプレートの準備:印刷会社の提供するIllustratorテンプレート(仕上がりサイズ・塗り足し・トンボ・安全領域など)を開きます。
  2. 画像と作家名の読み込み:配置(Place)で画像を読み込み、作家名のテキストを流し込みます。フォントはテンプレート指定に合わせて統一。
  3. サイズ・配置の調整:仕上がりを見据え、塗り足し3mmを確保。重要要素は安全領域内に収めます。画像の縦横比に留意し、トリミングは最小限に。
  4. 色と解像度の確認:CMYKプロファイル(印刷所指定)に変換し、画像は原寸で300dpi程度を目安に。過度なシャープネスは避けます。
  5. 書体管理:入稿ルールに合わせてアウトライン化、またはフォントパッケージ化。誤字脱字は複数人チェックがおすすめ。
  6. 最終チェック:リンク切れ、トンボ・塗り足し、レイヤー構成、黒べた(リッチブラック/スミ)などを確認し、PDF/X1a指定で書き出します。

見どころ(動画内でお見せしている内容)

  • 印刷会社テンプレートへ画像を流し込む手順
  • 月ページのレイアウト調整
  • 作家名表記
  • 仕上がりの見え方を意識した塗り足し/安全領域の取り方

制作・編集環境

  • デザイン:Adobe Illustrator(印刷所テンプレート準拠)
  • 画像調整:必要に応じて補正(CMYK変換・階調・色域チェック)
  • 動画編集:DaVinci Resolve

チャンネル登録や高評価をぜひお願いします!制作の励みになります。
ご質問や感想はコメント欄へお気軽にどうぞ。

Tips:入稿前のチェックリスト(保存用)

  • 塗り足し3mm(指定に合わせる)、重要要素は安全領域内
  • 画像解像度:原寸300dpi目安、リンク切れなし
  • カラープロファイル:印刷所指定CMYKに統一
  • 黒の扱い:本文はスミ100、ベタはリッチブラック運用(要指定確認)
  • フォント:アウトライン化または同梱、表記ゆれチェック
  • PDF/Xプリセット・トンボ設定を印刷所指定どおりに

まとめ

今回は、ぎゃらりーKnulpの2026年カレンダー制作を、テンプレートに沿った確実なワークフローで進めた様子をご紹介しました。対応フォーマットや入稿ルールに合わせることで、トラブルを避けつつ、作品の魅力を最大限に活かすことができます。ぜひ動画本編もご覧ください!

© 2026 ぎゃらりーKnulp 制作記録|本記事・動画の内容の無断転載はご遠慮ください。

2025年10月8日水曜日

à la carte ア・ラ・カルト / AZUR作品展

終了しました 会期:10月1日(水)〜 10月6日(月)

à la carte ア・ラ・カルト / AZUR作品展。個々の感性が織り成す写真の数々を心ゆくまでご堪能ください。

360°パノラマアーカイブ

会期中の展示空間を記録した 360° パノラマは以下より引き続き閲覧可能です。リアルタイムで感じた距離感・壁面構成の再確認にご活用ください。

ダイジェスト動画

展示構成の流れを公開しています。来場できなかった方、再訪感覚で振り返りたい方はぜひご覧ください。

出展写真家

  • 伊山ゆり子
  • 大沼道子
  • 大橋拓也
  • 小里寿々子
  • 作田陽子
  • 佐藤太一
  • 中田好忠
  • 三田春雄
  • 八木基治
  • 吉田孝
  • Zentsu Eguchi
  • 計:11名

展示のステートメント

展示名称:à la carte ア・ラ・カルト / AZUR作品展

日程:10月1日(水)〜 10月6日(月)

これまでの写真展では「~越しの心模様」や「モノクローム」等毎回統一のテーマを決め、一年間そのテーマを意識した写真創作を行なって参りましたが、 今回はあらかじめメンバーが自分自身でテーマを設定し、そのテーマを元に撮影に臨む事といたしました。
この作品展はメンバーがそれぞれ異なった「表現したいテーマ」を元に構成した展示です。 個々の持ち味を持ち寄るという意味から、コース料理やセットメニューではなく、 「『à la carte』ア・ラ・カルト」と題しました。
この一年、講師の江口善通先生のご指導のもと、メンバー各々が独自の目線で被写体と向かい合って参りました。 私たちが作品に込めた「テーマへの想い」を感じ、愉しんでいただけましたら幸いです。

ペンタックスリコーファミリークラブ 湘南神奈川支部AZUR
支部長 大橋 拓也

2025年9月27日土曜日

Affinity PublisherとNumbersで作る宛名ラベル(エレコム T14対応)

Affinity PublisherとNumbersで作る宛名ラベル(エレコム T14対応)

Affinity PublisherとNumbersで作る宛名ラベル(エレコム T14対応)

エレコム「T14」(A4/3列×8段=24面)用に、Affinity PublisherとApple Numbersを使ってCSVから宛名ラベルを一括生成する方法を解説します。

使用するもの

  • ラベル用紙:エレコム T14(A4、3列×8段、24面)
  • ソフトウェア:
    • Affinity Publisher
    • Apple Numbers(住所録作成)
  • データ:住所録CSV(氏名敬称郵便番号住所1住所2

手順概要

  1. Numbersで住所録を準備(CSV書き出し)
  2. PublisherでA4ドキュメント作成&ガイド設定
  3. データ結合レイアウトの設定
  4. テキストフレーム配置とフィールド割り当て
  5. 差し込み生成と仕上げ(印刷)

Step 1:Numbersで住所録を作る

  1. 表の1行目に項目名を設定:氏名敬称郵便番号住所1住所2
  2. 各出展者の情報を入力
  3. ファイルをCSV形式で書き出し(UTF-8推奨)

重要:1行目の項目名はPublisherでフィールドとして読み込まれるため必須です。

Step 2:Publisherでドキュメントを用意

  1. 新規ドキュメント:用紙サイズをA4、マージンを上下左右5mmに設定
  2. ルーラーからガイドをドラッグ→ガイドをダブルクリックして数値入力

ガイド数値(T14想定)

  • 縦ガイド(列用):70mm140mm
  • 横ガイド(段用・上から):12.7mm46.6mm80.5mm114.4mm148.3mm182.2mm216.1mm250.0mm283.9mm

横ガイドは8段の区切り+上下余白に合わせて合計9本配置します。

Step 3:データ結合レイアウトを設定

  1. 左メニュー「データ結合レイアウトツール」を選択
  2. コンテキストツールバーを以下で設定:
    • セルサイズを保持:チェック
    • 余白:0
    • 行数:8
    • 列数:3
    • レコードオフセット:0
    • レコード前進:1
  3. 上下の余白ガイド間をドラッグして、3×8=24面の領域を作成
  4. レコード起点:左上、レコード順序:横に進む

Step 4:テキストフレーム配置とフィールド割り当て

  1. フレームテキストツールで以下の枠を作成:
    • 郵便番号
    • 住所1
    • 住所2
    • 氏名
    • 敬称
  2. 住所1と住所2は別フレームで用意。OptionShiftドラッグで複製可能
  3. ウィンドウ >「参照内にあるフィールド」「データ結合マネージャー」を表示
  4. データ結合マネージャー左下「データ結合ソースを追加」からCSVを読み込み
  5. 各フレームにカーソルを置き、対応するフィールド名をクリックして差し込みタグを挿入
    • 例:郵便番号フレームに「郵便」を割り当てると、<郵便>のように表示

Step 5:差し込み生成と仕上げ

  1. データ結合マネージャー右下「生成」をクリック
  2. フォント、サイズ、行間、字送りなどを微調整
  3. プレビュー・テスト印刷で位置を確認し、本印刷へ
印刷時のコツ:
  • プリンターの拡大縮小(スケーリング)は「なし/100%」に設定
  • わずかなズレはページ余白やガイド位置を微調整
  • 「セルサイズを保持」のオン/オフで挙動を確認

T14用チェックリスト

  • 面付け:3列×8段=24面
  • マージン推奨:上下左右 5mm
  • 縦ガイド:70mm、140mm
  • 横ガイド:12.7/46.6/80.5/114.4/148.3/182.2/216.1/250.0/283.9 mm
  • レコード順序:横送り
  • CSV 1行目は項目名(氏名/敬称/郵便番号/住所1/住所2)

よくあるつまずきと対処

  • CSVの文字化け:Numbersの書き出しはUTF-8(標準でOKな場合が多い)
  • 住所2が空欄の見た目崩れ:住所1・2間の行間をゆとりある設計に
  • ラベル外にはみ出す:段落後余白やフォントサイズを見直す
  • 印刷のズレ:フチなし補正や自動拡大縮小を無効化し再印刷

まとめ・所感

Affinity Publisherのデータ結合機能を使えば、T14の24面ラベルへスムーズに差し込みが可能です。一度テンプレートを作れば、次回以降はCSVを差し替えるだけで即出力できます。Affinityユーザーの方はぜひお試しください。

参考になりましたら、YouTubeチャンネルのご登録・コメントもよろしくお願いいたします。

2025年9月26日金曜日

AffinityPublisherで展示会用の芳名帳を作る手順|テキスト配置・表作成・QRコードまで

展示会用の芳名帳を作る手順(テキスト・表・QRコードのレイアウト)

展示名の配置から、記入欄となる表の作成、そして案内文とQRコードの配置まで。実務でそのまま使える流れで解説します。

1. 展示名(タイトル)を配置する

  1. 左のメニューからフレームテキストツールを選択します。
  2. 展示名を表示したい範囲をドラッグしてテキストフレームを作成します。
  3. メニューのファイル → 配置を選び、読み込みたいテキストファイルを開きます。
  4. 読み込まれたテキストのフォント、サイズ、行間、字間などを調整し、見出しとしての視認性を高めます。
ポイント: タイトルは周囲とのコントラストをつけ、余白を広めに確保すると読みやすくなります。

2. 芳名欄の表を作る

2-1. 表の作成と基本設定

  1. 左のメニューから表ツールを選択し、ドラッグして表を描画します。
  2. 表ウィンドウ(プロパティ)を表示し、セル数などの設定を行います。
  3. 今回は列を3、段(行)を11に設定して作成します。
  4. 表全体の大きさを整え、紙面に合わせて配置します。

2-2. 枠線とセル幅の調整

  1. 表ウィンドウで外枠の色線幅を設定し、視認性を確保します。
  2. 同様に境界線の線幅も設定します(外枠より少し細めにするとバランスが良いです)。
  3. 等間隔で作成されたセル幅を、項目ごとに使いやすい比率へ調整します。境界線をドラッグして幅を変更できます。
例: 3列の割り当てを「お名前」「ご所属(またはご住所)」「ご連絡先」などにすると運用しやすくなります。

3. 案内文とQRコードのスペースを作る

3-1. 案内文(テキスト)の配置

  1. 左のメニューからフレームテキストツールを選び、下部に文章用のテキストフレームを作成します。
  2. 案内文を入力します(例: 個人情報の取り扱い、SNS掲載の可否、次回案内の希望など)。
  3. テキストのフォント・サイズ・色・行揃えを整え、本文として読みやすい体裁にします。

3-2. QRコードの配置

  1. 右下にQRコードを配置するスペースを確保します。
  2. ファイル → 配置からQRコードの画像ファイルを開きます。
  3. ドラッグして配置場所とサイズを決め、画質が落ちない範囲で縮小・拡大します。
ポイント: QRコードは最低でも15mm角以上を目安に。テスト印刷で読み取り確認を行いましょう。

4. 仕上げとチェックリスト

  • タイトルと表の位置関係(余白・見出しとの距離)が適切か
  • 表の列幅が実運用の記入量に見合っているか
  • 文字サイズ(最低8〜9pt以上)と行間の確保
  • QRコードの読み取りテスト済みか(照明条件や紙質も考慮)
  • 印刷設定(用紙サイズ、トンボ不要の有無、カラープロファイルなど)

まとめ

フレームテキストで展示名を整え、表ツールで芳名欄を設計し、下部に案内文とQRコードを配置すれば、見やすく実用的な芳名帳が完成します。線幅や余白、可読性を意識して仕上げるのがポイントです。

2025年9月25日木曜日

Photo Exhibition「STEAM TRAIN」/ グループ展

終了しました会期:2025年 9月10日(水)~ 9月15日(月)

鉄道を撮影しているカメラマンを集めた合同写真展です。「今回は日本の蒸気機関車をテーマにしております。蒸気機関車ならではの迫力や素晴らしさをカメラを通して個々の感性が織り成す写真の数々を心ゆくまでご堪能ください。」

来場者の声(抜粋)

「黒煙と汽笛が聞こえてくるようで、静止画なのに胸が高鳴った」
「祖父に連れられて見た蒸機の記憶がふっと蘇り、しばらくその場を動けなかった」

※一部コメントは内容を損なわない範囲で要約しています。

360°パノラマアーカイブ

会期中の展示空間を記録した 360° パノラマは以下より引き続き閲覧可能です。リアルタイムで感じた距離感・壁面構成の再確認にご活用ください。

ダイジェスト動画

展示構成の流れを公開しています。来場できなかった方、再訪感覚で振り返りたい方はぜひご覧ください。

出展写真家

  • 衛藤 拓史
  • GAKUYU IBE
  • SHUMPEI FUJISAWA
  • YOSHIYUKI KOBAYASHI
  • ITSUKI TANIGUCHI
  • TOSHITAKA AKIBA
  • 計:6名

展示のステートメント

鉄道を撮影しているカメラマンを集めた合同写真展です。今回は日本の蒸気機関車をテーマにしております。蒸気機関車ならではの迫力や素晴らしさを、カメラを通して個々の感性が織り成す写真の数々を心ゆくまでご堪能ください。

2025年9月7日日曜日

第165回公募展 / カンカン夏の物語vol.2

終了しました会期:2025年 8月23日(土)~ 8月31日(日)

“灼ける夏” をめぐる断片は、観る人それぞれの記憶を静かに呼び起こした。

来場者の声(抜粋)

「写真なのに温度が変化していくように感じて、最後は涼しい影が残った」(来場2日目)
「自分の小学生時代の午後の匂いを思い出して不意に立ち止まった」(終盤来場)

※一部コメントは内容を損なわない範囲で要約しています。

360°パノラマアーカイブ

会期中の展示空間を記録した 360° パノラマは以下より引き続き閲覧可能です。リアルタイムで感じた距離感・壁面構成の再確認にご活用ください。

ダイジェスト動画

展示構成の流れを公開しています。来場できなかった方、再訪感覚で振り返りたい方はぜひご覧ください。

参加作家

  • 石川 卓(写真)
  • 伊藤純之介(写真)
  • 今泉哲也(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 鈴木公久(写真)
  • 中村真理(写真)
  • 矢田 健(写真)
  • 山本正雄(写真)
  • 夢希実(水彩画)
  • Akiyoshi Itou(写真)
  • 志賀 裕(写真)
  • 加藤 順(写真)

おわりに

ご来場・ご参加くださった皆様、そしてオンラインで追体験いただいた方々に心より感謝申し上げます。残された“夏の残光”が、それぞれの日常のどこかで静かに再燃することを願っています。次回も引き続き、季節と記憶を巡る連作として深化を図ってまいります。

2025年8月28日木曜日

RAW現像ソフト選びとLightroomの選択理由

今月末でAdobe Creative Cloudの契約が終了することを受け、PhotoshopやIllustratorをAffinity製品に切り替えました。
一方で、RAW現像ソフトについては慎重に選定を進めた結果、引き続きAdobe Lightroomを利用することに決定しました。

Lightroomを選んだ理由は、総合的な使いやすさと機能の充実度にあります。特に、写真編集における効率性を重視する私にとって、Lightroomの最新機能である「ガラスの反射除去機能」は非常に魅力的でした。
この機能により、ガラス越しの撮影時に避けられない反射を簡単に取り除くこと、ガラス付き額の反射が除去され綺麗に撮影可能となり、編集作業が大幅に効率化されました。

価格面でも、Lightroom単体の年間サブスクリプションが¥14,000未満であることは納得できる範囲です。
サブスクリプション形式への抵抗感はあるものの、定期的なアップデートや新機能の追加を考慮すると、コストパフォーマンスは十分に優れていると感じています。

最終的に、自分の用途と予算を総合的に考慮した結果、Lightroomを継続して利用することが最善だと判断しました。
これからも写真編集を楽しみたいと思います。

2025年8月22日金曜日

Affinityの「行送り」「後のスペース」「行送りオーバーライド」に関して

Adobe Illustratorは行間の設定は1ヶ所で行いますが、Affinity Publisher / Designerは3ヶ所で行います。 それに関してまとめました。
テキストレイアウトを安定させるコツは「段落スタイルの設計を先に固め、手作業オーバーライドを増やさない」こと。この投稿では行送り、後のスペース、行送りのオーバーライドの最も効率的な使い分けを実務視点でコンパクトにまとめます。ベースライングリッドは扱いません。

結論(最初に)

  1. まず本文用の段落スタイルでフォントサイズと行送りを決める
  2. 段落間の余白は「後のスペース(必要なら前のスペース)」で作り、空行(空の段落)は使わない
  3. 行送りのオーバーライドは局所的な記号・インライン要素の例外だけ
  4. 微調整が複数回出るなら新しい段落スタイル/文字スタイルを追加し、直接いじらない

用語の最短整理

  • 行送り(段落レベル): 同じ段落内で行と行の縦距離を決める
  • 後のスペース / 前のスペース: 段落ブロック同士の間隔(外側余白)
  • 行送りのオーバーライド(文字レベル): 選択部分だけ行送りを強制変更する例外ツール

なぜこの順番か

  • 垂直リズム(読みやすさ)は「段落行送り+段落間スペース」で 8 割決まる
  • 早い段階で手作業オーバーライドを散らすと、全体調整で“謎に変わらない行”が発生し時間を浪費
  • 空行で余白を作ると後からサイズ変更や再フローで崩れやすく、検索置換も煩雑

使い分け早見

  • 段落内部の行間を統一的に変えたい → 段落スタイルの行送り
  • 段落間の余白を増減 → 後(前)のスペース
  • 特定の 1 行だけ詰まる / 広がる → 文字サイズ調整 or ベースラインシフト → それでも無理なら行送りオーバーライド

よくある失敗

  1. 空白段落の乱用: 後から行送り変更でバラバラに
  2. オーバーライド濫用: 全体修正時に拾い漏れ
  3. 自動行送り頼みで想定より過密 / 過疎: 早期に固定値確認を
  4. 見出し余白を“前スペースあり後スペースなし”など混在させ混乱: チームで統一ルール化

運用チェックリスト

  • 空白だけの段落が残っていないか
  • 主要スタイルの行送りと段落間スペースが一貫しているか
  • 見出し→本文の縦リズムが規則的か(目視スクロールで違和感ゼロか)

超短い覚え書き

行送り=段落内リズム
後のスペース=段落間余白
オーバーライド=本当に局所のみ
→ 先にスタイル設計、空行禁止、オーバーライド最小

まとめ

最速で整ったレイアウトに到達する鍵は「段落スタイル主導」「余白はスペース設定」「例外はスタイル化」「オーバーライドは最終手段」という一貫ルール。これだけで手戻りは大幅に減り、全体調整も恐くなくなります。ぜひ既存ドキュメントでも“空行とオーバーライドの棚卸し”から始めてみてください。

2025年8月19日火曜日

第164回公募展 / ある日、あの時

開催概要

2025年8月2日から8月10日まで、待望の第164回公募展「ある日、あの時」が開催されました。

展示概要

今回の公募展では、「ある日、あの時」をテーマに、過去の思い出や出来事を振り返る作品が集結しました。参加アーティストたちは、記憶の中の特別な瞬間や、時間の流れに対する思索を表現し、観客に深い感動を与えました。

会場内は、作品が持つ独特の世界観が調和し、訪れる人々に新たな視点と感動を提供しました。

会場風景

会場内の様子は、訪れる人々の思い出や感情を呼び起こすような空間で構成されており、過去の出来事を振り返るための特別な環境が整えられています。

展示された作品は、観客に各々の記憶や経験を思い起こさせ、共有された感情が会場全体に広がっていました。

YouTubeでの作品紹介

また、今回の展示に合わせてYouTube上で作品紹介動画が公開されています。この動画はスライドショー形式で構成されております。

実際に会場を訪れることができなかった方々にも、本展覧会の魅力をお届けするための素晴らしい試みです。

おわりに

「ある日、あの時」は、アートを通じて動物や自然とのつながりを再認識させる貴重な機会となりました。本展覧会に参加されたアーティストの皆様、そして来場者の皆様に感謝申し上げます。

次回の公募展も、さらなる創造性と感動を提供するものとなることでしょう。

ぜひ360°パノラマ写真やYouTube動画をご覧いただき、この特別な展示の雰囲気を感じ取ってください。そして、次回の展示にもご期待ください。

参加作家

石川 卓(写真)
伊藤純一(写真)
今泉哲也(写真)
紫 夏(写真)
志賀 裕(写真)
島岡祐輔(写真)
鈴木公久(写真)
中村真理(写真)
名和明子(写真)
ねこ絵師・ちぢゅ(パステル画)
真壁幸歳(写真)
矢田 健(写真)
山本正雄(写真)
夢希実(水彩画)
Akiyoshi Itou(写真)
naho(写真)

2025年8月1日金曜日

第163回公募展「谷根千動物園 vo.12」開催レポート

開催概要

2025年7月12日から7月20日まで、待望の第163回公募展「谷根千動物園 vo.12」が開催されました。

展示概要

今回の公募展では、「動物」をテーマに、個性豊かな作品が集結しました。絵画、彫刻、写真など、ジャンルを問わず多様な表現方法で動物の魅力や自然との共生を描いた作品が展示されました。

会場内は、作品の持つ独特の世界観が調和し、訪れる人々に新たな視点と感動を提供しました。

会場風景

会場内の様子は、360°パノラマ写真で記録されており、その臨場感あふれる風景をオンラインでも楽しむことができます。

展示空間は、まるで動物園を巡るような感覚で鑑賞できました。

動物や自然に関する深いメッセージが込められた作品が観客を迎え入れ、多くの来場者がその魅力に引き込まれていました。

YouTubeでの作品紹介

また、今回の展示に合わせてYouTube上で作品紹介動画が公開されています。この動画はスライドショー形式で構成されております。

実際に会場を訪れることができなかった方々にも、本展覧会の魅力をお届けするための素晴らしい試みです。

おわりに

「谷根千動物園 vo.12」は、アートを通じて動物や自然とのつながりを再認識させる貴重な機会となりました。本展覧会に参加されたアーティストの皆様、そして来場者の皆様に感謝申し上げます。

次回の公募展も、さらなる創造性と感動を提供するものとなることでしょう。

ぜひ360°パノラマ写真やYouTube動画をご覧いただき、この特別な展示の雰囲気を感じ取ってください。そして、次回の展示にもご期待ください。

参加作家

石川 卓(写真)
今泉哲也(写真)
紫夏(写真)
瀬戸靖彦(写真)
千代ねんど(油彩)
中村真理(写真)
花輪栄一(写真)
松本伸夫(写真)
モリチカコ(写真、陶芸)
矢田 健(写真)
山本正雄(写真)
やんにし(写真)
夢希実(水彩)
Akiyoshi Itou(写真)
Ayumi(水彩)

2025年7月18日金曜日

シアン、マゼンダ、イエロー(CMY)とは?印刷技術を支える色の基本

減法混色とは?

減法混色とは、インクや顔料などの色材を混ぜることで色を作り出す方法です。色材は光を吸収する性質を持ち、どの波長の光を吸収するかによって見える色が決まります。

  • シアンは赤の光を吸収し、青緑の光を反射します。
  • マゼンダは緑の光を吸収し、赤紫の光を反射します。
  • イエローは青の光を吸収し、黄色の光を反射します。

このように、CMYは光の三原色であるRGB(赤、緑、青)の補色として機能します。

RGBとCMYの補色関係

RGBは光の三原色であり、加法混色の基礎です。一方、CMYは色材の三原色であり、減法混色の基礎です。この2つは互いに補色関係にあります。

  • 赤 (R) の補色 → シアン (C)
  • 緑 (G) の補色 → マゼンダ (M)
  • 青 (B) の補色 → イエロー (Y)

RGBとCMYの補色関係を利用することで、広範囲の色を効率的に再現することが可能になります。

トーマス・ヤングの理論

19世紀初頭、イギリスの物理学者トーマス・ヤングは、人間の目が赤、緑、青の光を感知する錐体細胞を持つことを提唱しました。この理論は後に「ヤング=ヘルムホルツの三色説」として知られるようになります。

ヤングの理論は、加法混色の基礎となるだけでなく、減法混色の理解にも大きく貢献しました。具体的には:

  • 加法混色では、赤、緑、青の光を組み合わせて広範囲の色を作り出します。
  • 減法混色では、シアン、マゼンダ、イエローがそれぞれ赤、緑、青の光を吸収することで色を表現します。

このように、ヤングの理論は光と色材の関係を科学的に体系化する基礎を築き、現代の色彩学や印刷技術に多大な影響を与えました。

CMYが印刷技術で選ばれた理由

印刷技術では、色を正確に再現するためにCMYが基本色として採用されました。その理由は以下の通りです:

効率的な色再現

CMYを使うことで、広範囲の色を効率的に表現できます。たとえば、シアン、マゼンダ、イエローを混ぜることで黒に近い色を作り出すことが可能です(理論上は完全な黒になりますが、実際には黒インク(K)を補助的に使用します=CMYKモデル)。

RGBとの相互関係

RGB(スクリーンやディスプレイ)とCMY(印刷物)は互いに補完し合う関係にあり、用途に応じて使い分けが可能です。

科学的な研究の成果

19世紀以降の科学的研究により、RGBとCMYの補色関係が明確にされ、減法混色においてCMYが最適な選択肢であることが確認されました。

CMYの歴史

減法混色の原理は古代から絵画や染色で自然に利用されていましたが、科学的に体系化されたのは19世紀以降です。この時期に光と色材の関係が研究され、印刷技術に応用されるようになりました。

印刷技術への応用

  • 15世紀: 活版印刷の発明により、インクの色を混ぜる技術が広まる。
  • 19世紀: CMYの理論が確立され、印刷技術の基礎となる。
  • 20世紀: CMYKモデルが標準化され、現代の印刷技術に広く使用される。

CMYと印刷技術の関係

印刷技術では、CMYを基本色としてインクを使用します。濃度や色の調整は、インクの量や網点(ハーフトーン)の密度を変えることで行われます。

網点技術

印刷では、インクを紙に直接乗せるだけでなく、網点と呼ばれる小さな点の密度やサイズを変えることで濃度や色を滑らかに表現します。

CMYKモデル

実際の印刷では、CMYだけでは完全な黒を表現するのが難しいため、黒インク(K)を加えたCMYKモデルが使用されます。これにより、色の再現性や濃度の調整がさらに精密になります。

まとめ

シアン、マゼンダ、イエロー(CMY)は、減法混色の基本色として印刷技術を支える重要な役割を果たしています。その補色関係や効率的な色再現の仕組みは、RGBとの相互関係を活用しながら、現代の色彩学や印刷技術の基盤となっています。CMYの理解を深めることで、色の世界をより楽しむことができるでしょう!

2025年7月8日火曜日

第162回公募展「鉄道四季景色 vol.14」終了報告

こんにちは!今回は第162回公募展「鉄道四季景色 vol.14」の終了報告をお届けします。

この公募展では、鉄道と四季が織りなす美しい風景をテーマに、多くの素晴らしい作品が集まりました。前期・後期に分けて開催されたこの展示会、それぞれの会場風景や展示作品について振り返ってみたいと思います。

前期展示の様子

会場風景

展示作品紹介

参加作家

飯田充(写真)
石川 卓(写真)
伊藤栄一(写真)
伊藤 純之介(写真)
梅津 敦(写真)
小野 ともひで(写真)
掛川 健(写真)
島岡祐輔(写真)
鈴木 啓公(Tシャツ)
田中雪乃(写真)
花輪栄一(写真)
深町忠利(写真)
久宗 勝弘(写真)
真壁幸歳(写真)
水野誠(写真)
矢田 健(写真)
山村 厳(写真)
山脇勝典(写真)
Masa ASAN(写真)
O 松本正敏 / 招待作家(写真)

後期展示の様子

会場風景

展示作品紹介

参加作家

荒木愼一(写真)
内山 康一郎(写真)
佐藤国利(写真)
佐藤龍馬(写真)
紫夏(写真)
瀬戸 靖彦(写真)
高木比呂志(写真)
高木賢宏(写真)
立澤直樹(写真)
中村真理(写真)
林 隆章(写真)
林 敏之(写真)
藤波 宏輔(写真)
毒島淳一(写真)
村上利夫(写真)
山本 正雄(写真)
吉原勇樹(写真)
和氣則雄(写真)
GeorgeAoyama(写真)
芦谷淳 / 招待作家(写真)

2025年5月31日土曜日

写真展をやろう!フォトウォーク(浅草・隅田川)写真展

押上から浅草寺までのフォトウォークレポート

こんにちは!4月19日に開催した「写真展をやろう!フォトウォーク」の様子をお届けします。今回のルートは、押上からスタートし、浅草・浅草寺まで歩くコースでした。春らしい暖かな陽気に恵まれ、参加者の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。

スタート地点:押上

午前中、押上駅に集合。スカイツリーを背景に早速カメラを構える人も多く、撮影意欲が高まるスタートとなりました。スカイツリーの壮大な景色はもちろん、周辺の下町らしい雰囲気も写真に収めるには最高のスポットです。

浅草までの道中

押上から浅草へ向かう道中は、路地裏や商店街などフォトジェニックな場所がたくさんありました。途中で見つけた小さな神社やレトロな建物、季節の花々など、カメラに収めたくなる被写体が次々と登場。隅田川では流鏑馬のイベント当日で準備が進められていました。昼食はとんかつ定食!

ゴール:浅草寺

そしてゴール地点の浅草寺へ到着。仲見世通りは観光客で賑わっており、活気ある雰囲気が印象的でした。こちらでは自由時間とし、各自、思い思いの場所で撮影を楽しみました。

フォトウォークを終えて

今回のフォトウォークでは、天気にも恵まれたおかげで、素敵な写真がたくさん撮れました。
次回のフォトウォークもぜひお楽しみに!皆さんとまた素敵な写真を撮れる日を楽しみにしています。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

会場風景

展示&プロジェクター作品

参加作家

Akiyoshi Itou
小野 ともひで
立澤直樹
矢田 健